設備紹介
- X線診断装置
- 動物専用のX線診断装置です。小動物から体重70kgの大型犬までのレントゲンを撮影することができます。動物を動かすことなく撮影でき、撮影時間も短時間で済むので余計なストレスをかけずに検査することができます。
- 超音波診断装置
- 心臓、腹部、表在、血管など、様々な領域を超音波でリアルタイムで診ていきます。高画質・多機能の超音波診断装置なので見落としが少なく、体の中で起こっていることを鮮明にとらえることが可能です。
- 内視鏡
- 内視鏡は先端に小型カメラを内蔵した細長い管を体に挿入して、内部の観察や治療を行える装置です。動物たちの処置で最も多いのは消化管内の異物除去で、これを使用することによってお腹を切らずに処置を完了できます。
- 電気メス
- 電気メスは高周波電気流を発生させることで、切開や出血をとめる、止血しながら切開するなどのことができる手術機器です。このモデルは出力を自動調整してくれるものなので、安定した切れ味と凝固力を保ってくれます。
- 超音波手術装置
- 内視鏡下外科手術や開腹手術で多く使用されている超音波凝固切開と超音波吸引の機能を世界で初めて統合した手術システムです。とても小さな機器ですが、多機能・高性能でより安心・安全な手術を行うためには欠かせません。
- 血液検査機器
- 血液検査は必要に応じて、少量の血液を検査することで白血球3分類を含む19項目を測定できる日本光電 celltac αと比色・電解質双方の項目の測定ができる富士ドライケム4000vの2台を導入しています。
- 内分泌検査機器
- 甲状腺機能検査を院内で迅速に行えます。甲状腺機能の検査は大型の検査装置が必要で多くの動物病院が検査を外部委託していました。そのため、検査結果が出るまで大変な時間がかかっていたのですが、当院ならその日のうちに検査結果をお伝えすることができます。
- 尿化学分析装置
- イヌ・ネコ専用の尿化学分析装置で、ブドウ糖や蛋白質などの尿一般検査の項目と同時に、腎疾患の早期発見に有用なマーカーである尿中蛋白質･クレアチニン比を簡便・迅速に測定することが可能です。
- 眼科検査機器
- 眼圧を測定するための機器です。極小の測定部を角膜に接触させて眼圧を測定します。非常に優しく接触させるため、点眼麻酔の必要がないのが特徴です。
- オートクレーブ
- 治療器具は人の医療機関と同様に、使いまわしはせず洗浄・滅菌を徹底しています。無菌状態を保てるように滅菌バックに入れてから衛生管理を徹底し、使用する直前に開封するようにしています。
- 血液遠心分離器
- 血液を遠心分離させて、血清・血漿・血球の3つに分けます。血清は生化学や免疫検査に、血清は血糖検査、血球はHbA1cの検査にそれぞれ使用します。
- 酸素濃縮機
- 空気を吸気して高濃度の酸素を排気する装置です。人間には炭酸ガスを使用することもありますが、小動物には高濃度酸素による酸素中毒の危険があるため外気の酸素を濃縮して排気するシステムになっています。
- 歯科処置機器スケーラー
- 動物は歯石がつきやすく歯周病になりやすいです。定期的に歯石とりを行って、食事ができるようにケアしていく必要があります。当院では人間にも使用することができる超音波スケーラーと歯科技工用電動式ハンドピースを用意して施術にあたっています。
- 麻酔関連機器
- 動物の検査及び手術の際は麻酔処置を行うことが多いです。麻酔は身体の負担にもなり、リスクを伴うことがありますので、心拍数、呼吸数、非観血血圧、脈拍などを測定・表示できるモニターや全身麻酔専用の機器を導入して細心の注意を払っています。
- 吸引器
- 吸引器は鼻咽腔内や気管内の痰や分泌物、胃内容、手術時の出血などを吸い取ります。小型ですがハイパワーな吸引力が続く優れものです。
- ＩＣＵ
- 動物用ICUは人間と同様、集中治療室のことです。ケージ内の酸素、湿度、温度をその動物たちに合わせて管理することができ、体を回復するのに最適な環境がつくりだせます。あわせて、当院では24時間体制で動物たちを見守っておりますのでご安心ください。
- マイクロバブル
- 極小の気泡を発生させる装置です。皮膚病や皮脂が多い、皮膚の臭いが気になる場合などに効果があります。マイクロバブルのおかげで強くこすらずに皮膚・毛を洗浄することができるので、皮膚トラブルが多い動物にオススメです。
- スリットランプ
- 拡大したり薄い光を当てることによって、透明で見えにくい眼を観察します。抑えつけずに観察できるハンディタイプです。
