狂犬病予防接種について
2020.02.28(金)
こんにちは☀
看護師の宇田川です🌼
コロナウイルスの影響で学校がお休みになるなど
大変慌ただしいですが、もう少しで春休みですね🌸
当院では、休診日の火曜日以外は通常通り診察しております🐶
さて、本日は狂犬病予防接種についてです🐕
当院では、3月2日より令和2年度の接種、手続きが可能です。
ペットホテルやドッグラン等に行かれる際、
狂犬病予防接種やワクチン接種の証明書が必要な場所も多いと思います。
狂犬病予防接種の証明書や鑑札を至急必要ではない方は、
6月いっぱいまで済票代行を行っていますのでご利用ください✨
ちなみに、初年度のみ飼い犬登録が必要となります。
飼い犬登録とは
ワンチャンを新しい家族として迎えた時は、人間の住民登録と同じように
市役所へ住民(犬)登録(申請)が必要です。
厚生労働省のHPによると
(1)現在住居している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2)飼い犬に年1回の狂犬病予防接種を受けさせること
(3)犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着させること
が、法律により義務付けられています。
※家族として迎えた日から30日以内に登録する必要があります。
登録しないままだったり、狂犬病予防接種を怠ったりすると罰金が科せられます。
登録されたら毎年1回、狂犬病予防法に基づいて狂犬病予防接種のお知らせが届くので、
それを受ける義務があります。
(仔犬の場合、生後90日を過ぎていたら接種可能になります。)
狂犬病予防接種を受けたという証明書をお住いの市に提出して、
鑑札や済票を発行してもらう必要があるのですが、
動物病院と市役所の2ヶ所に行ってもらわないといけないのは大変なので、
その狂犬病予防接種の済票登録を動物病院が皆さんの代わりに行っているところが多いのです。
ちなみに市役所と獣医師が、
公園や施設を借りての集合注射を行っている地域もあります。
市役所員の方もいるので、注射だけじゃなく、
その場で新規登録や住所変更などの手続きや鑑札&済票など、
市役所での手続きが同時にできるため、
一回で済むことと病院が苦手なワンちゃんも散歩のついでにポチッと気楽に受けられます。
(それでも、察しのよいワンちゃんは会場前で気が付いて脱走を試みたり、
激しく抵抗するコもいて大変だったという話を聞きました😨)
ですが、会場となる場所の確保や天候に左右される状況が厳しくなって、
動物病院に受けに来てもらう代わりに済票代行を取り入れたのが始まりだと聞いたことがあります。
当院も済票代行をしているのですが、
手続きは市民窓口、つまり人も犬も登録は同じ場所で行うので、
ワンちゃんも大切な家族であるということを改めて実感しました😊
ちなみに鑑札は人でいうところの『マイ(ワン)ナンバー』です👌🏻
マイクロチップと同様の役割を果たすので、
迷子になった時などのために家で保管するのではなく、
首輪などワンちゃんにつけてあげてくださいね🐩🐾
また、ワクチン証明書はホテルやドッグラン、
トリミング等を利用する時に必要なので、無くさないように保管してください。
それでは、素敵な春休みを大切な家族とお過ごしください💓
当院で済票代行をご希望の方は、市から届く「狂犬病予防接種」の用紙を持参ください。
尚、新規登録、住所変更が必要な場合は注射の際に証明書を発行いたしますので、
お手数ですが近くの市役所にて手続きをお願いいたします🙇🏻♂️